駻馬たちの独り言

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創業450年の老舗

「家訓から学ぶ企業発展」。そんな商工会議所主催のワークショップに毎回参加しています。
京都の老舗企業の経営者をお招きしてお話を伺い、そのあと質疑応答。
今回は創業450年、友禅染の呉服屋さんの常務がゲストです。
この常務さんはトップの同族ではないのですが、
大手広告代理店勤務という異色の経歴の持ち主です。

1時間あまり会社の沿革や業容のお話があり、
NHKのものと思われる取材ドキュメンタリーのDVDを見せていただきました。
和装離れが叫ばれて久しいですが、
ン百万円の着物でもデパートの外商を通して安定した需要はあるのですね。
皇室も御用達。ルイヴィトンやアルマーニを始めとする内外のトップブランドと数々のコラボも展開。
歴史にあぐらをかくことなく、次代への布石も磐石のようです。

途中ちょっと退屈になって10人ほどのサークルの中で不覚にも居眠りをしてしまいました。
ひととおりのお話が終わって、いよいよ質疑応答の時間。
私は青年部代表。お隣りは新聞社の論説員、その隣は大学教授・・・。
誰も質問しないので私が先陣を・・・
「デパートで売れ残った着物はどうするんですか?」
失笑が漏れます。「アホな質問するな。もう1回寝とけ。」そんな冷たい視線が・・・。
ちょっと恥ずかしかったかも。

教授、論説員・・・さすがに鋭い質問が飛び交います。
でも何か聞きたいことが違う。
ほとんど1人で質問を続けていた工学部教授のスキをついて私が切り出します。
「先ほどはおバカな質問をしてすみませんでした。今度は本気で行きます。」
「どうぞ。」
「ホップ、ステップ、ジャンプで3つお聞きします。
まず1つ目。伝統文様を染めていた職人さんが、
コラボ企画ではジーンズやサーフボードの絵付けをされていますね。
心も技もそんなに柔軟に変われるものなのですか?」

前衛的な文様を『模写』から始めることで職人さんはトレーニングできるそうです。なるほど。

「では2つめ。世界のトップブランドとのコラボ企画は単独で収益を上げられていますか?
それとも柱である着物を売るためのブランディングですか?」
「3つ目。将来ともにメーカーであり続けようとされるのか?それとも・・・。」

2つ目、3つ目の質問への常務さんの回答はご想像にお任せします(笑)。

「広告屋をしていたときは(クライアントの依頼なしに)自分から創ることはできなかった。」
最後にそう仰った常務の言葉が心に残りました。by専務
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